プレゼンで会議室のヒーローに

ストーリーを創る

短いプレゼンテーションの中に物語を入れましょう。

プレゼンを価値のあるもの、受け手の記憶に残るものにするためには、ストーリーや 関連性を上手に使うことがポイントとなります。 ストーリーを創るチャンスは多くありますが、それを生みだす一番のタイミングは あなたが解決した問題を説明する時にあります。 その問題が聞き手に関係のあるものならば、より熱心に耳を傾けてくれるでしょう。 その際も弱気な言葉は使わないようにします。 弱気な言葉によって信頼性もプレゼンテーション力も弱めてしまうからです。 「私は~と思う」という言葉では弱気な発言と思われてしまいます。 「私は~と考える」もやや弱気な発言でしょう。 質疑応答の時に、質問に対する答えをあなたが知らないということを認めるのは 構いませんが、説明でこのような弱気な言葉は使わない方がよいでしょう。 「私は~しようとしている」という言葉もありますがこれも少し弱いです。 あなたはしようとしているのではなく、しているのです。 例えまだその事業を開始していないとしても、それはやろうとしていることではなく、 すでにやっていることなのです。 そして一番伝えたいことはもったいつけて最後までとっておかないことも大事です。 ストーリーを意識して最後に驚かせよう、衝撃を持ってこようとする人もいますが、 これはよくある失敗となってしまいます。 相手の興味を惹く瞬間は一番最初に持って来るべきです。 キャッチフレーズや何に注目すれば良いのかというストーリーはプレゼンの 頭に持ってくるべきですが、多くのプレゼンターが聞き手の集中力が切れて 注意を払うのをやめたころまで残しておき失敗しています。