プレゼンで会議室のヒーローに

経過時間を把握

常に時間の経過を追ってぴったり終わらせましょう。

プレゼンに与えられた時間が5分なら、5分間で言いたいことを確実に言わなければ なりません。 この5分は、4分50秒でもなく5分10秒でもなく、5分です。 与えられた時間が20分や30分なら多少のずれは問題ないでしょうが、 とにかく時間に正確であるよう心がけましょう。 多くを伝えようと言い過ぎることよりも言い過ぎない方が良いため、 5分という時間に10分の内容を詰め込もうとするのもやめておきましょう。 内容も簡潔にします。 聞き手はプレゼンされるあなたの事業に関して、専門家とは限りません。 あなたが知っていることも、その業界のことを全く知らないかもしれないのです。 特に新規事業についてのプレゼンでは複雑になりすぎることを避けましょう。 限られた時間内で全てを簡潔にし、伝えようとすることには気をつけます。 クライアントは何かを教えてもらいたいとは思っているわけではなく、 またこちらの分野の専門家になりたいと思っているわけでもないからです。 この事業の中に興味をもつべき大きなチャンスがあるということを伝えるのです。 業界のことや専門的なことは、そのあと契約が進んでからでもいいのです。 そして話の締めくくり、エンディングです。 エンディングは鍵となるメッセージを力説するためにあります。 決して派手である必要はありませんが、簡潔で説得力があり記憶に残るような メッセージでなければなりません。 プレゼンテーションは、それがステージの上でも会議室でも役員室でも、 難しいことに変わりはありません。 しかし何度も練習することで、内容をしっかりと構成していくことで必ず進歩する ことができますので、以上のことを踏まえてよりよいプレゼンのお役に立てて下さい。